信州の鎌倉 塩田平の秋 ④前山寺「未完成の完成の塔」

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(写真は、「未完成の完成の塔」こと重文・前山寺三重塔)

別所温泉を後に、霊峰・独鈷山(とっこさん)麓の古刹を巡ります(平成30年11月中旬、長野県上田市)。

まずは、中禅寺へ(拝観料200円)。

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中禅寺薬師堂は鎌倉初期建立の宝形造りの建物(国重文)。
堂内には定朝様の薬師如来座像(国重文・平安末期)が祀られていますが、当日は開扉されていませんでした(T-T)。

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ところで、塩田平(上田盆地の千曲川左岸)は、国宝・重文指定文化財の集中地帯です。
三重塔だけでも3塔が聳え立ち、大法寺と安楽寺の2塔(前述)が国宝、前山寺の塔(後述)が重文。
鎌倉時代後期に北条氏の一族(塩田北条氏三代)がこの地を治め、京や鎌倉の仏教文化が流入したためで、信州の鎌倉と呼ばれています。

閑話休題。
前山寺に到着です(拝観料200円)。

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前山寺の三重塔(国重文)には、通常なら二層三層にあるはずの縁や勾欄がありません(ただ、それらを支えるための貫と呼ばれる木材はあります。)。
つまり未完成なのですが、完成された美しさを有しているので、「未完成の完成の塔」と呼ばれています。

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この寺も三度目の訪問ですが、秋に訪れるのは初めて。
何度来ても見とれてしまう塔です。

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イチョウの黄葉とモミジの紅葉を両方楽しむことができました。

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これにて、信州の鎌倉・塩田平の旅も終わり……。

帰途、東部湯の丸ICより上信越道に乗ってから、信州の新蕎麦を食していないことに気付きました。


〔信州の鎌倉 塩田平の秋 終〕

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