青梅の迎賓館 津雲邸と日向和田臨川庭園

裂石温泉「雲峰荘」からの帰途、青梅の津雲邸とその別邸庭園であった日向和田(ひなたわだ)臨川庭園を訪れました(令和元年5月中旬、東京都青梅市)。

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(写真は、津雲邸2階「大広間」にある鳳凰の透かし彫り)

奥多摩方面(R411)から入りましたので、まず日向和田臨川庭園へ(入園無料、月休)。

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青梅選出の元衆院議員・津雲國利が昭和9年に作庭した庭園で、現在は青梅市が管理しています。
かつての愛称は「臨川梅園」。園内には梅の木が多く見られました。

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高所にある休憩所から眺めた景色です。

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小ぶりですが良く整備された庭園でした。
なお、駐車場は無きに等しいので(狭いスペース1台分)、ご注意を(※JR青梅線・宮ノ平駅から徒歩5分ほどです)。


続いて、青梅駅近くにある津雲邸へ(入館料500円、金土日祝のみ開館、数台分の駐車場あり、近隣にコインパーキングあり)。
津雲國利が、京都から宮大工を招き、昭和9年に完成させた近代和風建築です。

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(「玄関」の網代天井)

津雲邸の真骨頂は、屋久杉、紫檀、柚などの銘木を随所に使用した豪華な意匠です。

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(1階「煤竹の間」の床の間。床柱には柚の変木、落し掛けには山椒、床框にはモミジと、珍重な財が用いられています。)

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(同じく「煤竹の間」の煤竹天井)

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(2階「大広間」の書院窓)

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(1階「茶室」)

津雲國利は戦前から戦後にかけて衆議院議員を務めたため、当時の政府高官や著名人が数多、津雲邸を訪れています。
展示されていた資料には、高松宮殿下(皇族)、吉川英治(小説家、戦時中青梅に疎開)、川合玉堂(日本画家、同)などの名が記されていました。
豪華な意匠は迎賓のため、という訳です。
また、邸内の導線は明確に分けられていましたし、来客を玄関向いの部屋(書生部屋)から視認できる構造となっていました。

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(書生部屋から玄関を望む)

まさに青梅の迎賓館

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津雲邸は、江戸・幕末・明治の歴史資料や美術品も数多所蔵し、季節毎に企画展が開催されています。
その方面に興味のある方も、是非訪れてみて下さい。

※本ブログ作成にあたっては、公式パンフやBS朝日「百年名家」の記事を引用しています。
 また、訪問当日、館内をご案内頂いたご当主と受付の女性の方に厚く御礼申し上げます。

〔終〕

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